EQとIQ

なにを目的とするか

利益を出すことを目的にするのではなく、何のために利益を出すのか、何のために安定させるのか。これを考えなくてはならなくなった。日サイト全体の生活レベルが上がった結果、たとえば、結婚して子どもができたら大変だご飯を食べていくのは大変だ、だから何とか頑張らなければということがエネルギー源にはならなくなったのだ。

何とか生き残るために、出世コースから脱しないために。そんなハングリー精神をあらわにする若者は確実に減ってきている。彼らは、そうしたギラギラとしたエネルギーは出さなくなった。「何が何でも金持ちになってやる」とか「絶対に出世してみせる」という意欲はなくなったが、彼らは、たとえば、「好きなことに時間をかけたい」「好きな仲間と気持ちよく働きたい」「人の役に立ちたい」という欲求はもっている。

言ってみれば、「ギラギラ」の欲望が「キラキラ」の欲求に変化したのである。それは質が変わっただけで、エネルギーの量が落ちたのではない。むしろ質の点から言えば、上がったと言うべきだ。これは、従来どおりギラギラしたエネルギーで経営している社長から見れば、「今どきの若者は軟弱で困る」ということになるかもしれない。しかし、彼らはそれに代わるエネルギーは十分もっているし、質的には上がっているのだ。


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